お久しぶりです。チーズ星から来たカッチーズです!
日本で長く過ごしてこられた方にとっては授業やその難易度を選ぶということが馴染みのないことだと思います。
今回はAPというアメリカの高校のクラスについて説明をして、
今、高校で何の授業を取るか迷っている方、またAPクラスにチャレンジをするか迷っている方に少しでもいい選択が出来るような記事を書きました。
APクラスについて
APクラスは前の記事でも少し触れましたが、アメリカの高校で受けられるクラスの一つです。
アメリカのクラスのレベルには大きく三つのレベルがあり(IBを除く)
Own(regular),Honor,APと後ろになるにつれて難しくなっていきます。
APクラスはアメリカの大学の一年生が行う授業と同じものを高校でやる授業になっています。
全ての学校でAPクラスは提供されているわけではないですが、規模が大きい高校や栄えている地域の高校ではAPクラスをオファーしていることが多いです。
APクラスは英、数、理、社の分野以外でもあるので、気になる方はどんなクラスが自分の学校にオファーされているか確認してみてください。
APクラスの難しさ
APクラスはアメリカの大学の授業なので、必然的に他のクラスよりも課題や授業の進度が早くなったりします。
日本で長く教育を受けてきているのであれば、
理数系のクラスはAPでも簡単にいい点数を取ることが出来ると思います。
逆に英語があまり上手く扱えない人は
英・社のクラスは取ると課題に時間がかかったり、いい点数が出せなかったりすると思います。
どのAPクラスがアメリカに来て間もない人におすすめか?
AP Physics 1
高ニ年生からアメリカの高校に転入してくる方はAP Physics 1を取ることを強くお勧めします。
AP Physics 1は日本の高一の段階でやる物理基礎の範囲とほぼ同じで、計算をメインにやるクラスなので、他のAPクラスよりも楽しく授業を受けられると思います。
AP Physics1はAPの中でもトップに難しいといわれていますが、
日本の物理基礎とあまり変わらないので、日本人にとってみればあまり難しいものではないのかなと思います。
ただ、テストの頻度が日本よりも多く、毎日勉強をする癖をつけないと、授業のスピードから大きく遅れることになると覚悟をしといた方が良いです。
ある程度英語の読解力やスピードは求められるとは思います。
・AP Pre-Calculas
訳すと微分積分の準備のクラスです。
日本の進度でいうと数Ⅱ・bと思うとわかりやすいと思います。
物理の授業と同じで、ある程度読解力や読むスピードは求められますが、
計算を多く扱うので、英語がまだ上手く扱えなくても、楽しく授業を受けることが出来ると思います。
ただ、グラフなどの問題も多く扱うので、特定の数学用語を覚えなければいけない必要があります。
AP Calculas AB/BC
このクラスは先ほど紹介したPre-Calculasを取らないと、受けることが出来ませんが、
理由は前と同じです。
AB/BCとあり、BCの方がABよりも進度が早くなっていますが、
数学がある程度日本でできていたのであれば、BCで問題はないと思います。
まとめ
APクラスはアメリカでは優秀な人がとるクラスなので、
授業にきちんと参加する人もその分多いです。
その分、友達作りという観点からもAPクラスは他のクラスよりも優れているのかなと感じます。
ぜひ、自分がとってみたい、得意な分野のクラスをとって、学業以外のことも充実した学生生活を過ごしていただければ嬉しいです。
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